佐賀の方言で穴が開いていることを「ほげとる」、
穴が開いていないことを「ほげとらん」と言います
だからこのカップは「ほげとらん」
透明感のある薄い磁器と、向こう側が見えそうな小さな窓
何の飲み物を注ごうか・・・
イメージが膨らみます
生地の段階で穴をあけ、特殊な釉薬で埋めてガラス化させます
肥前地区の産地で昔から「ホタル手」と言われる伝統技法がベースになっています
安定したフォルムもかわいらしく感じます
本体サイズ | 直径9.2cm(ハンドル込み12cm)×高さ7.2cm |
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価格 | 2,750円(税込み) |
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柄 | |
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素材 | 磁器 |
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産地 | 佐賀県嬉野市 |
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肥前吉田焼/224porceclain---日本有数のお茶所、
温泉地として知られる佐賀県嬉野市でつくられる陶磁器・肥前吉田焼
肥前吉田の開窯は有田より古いとも言われ、今から 400 年以上も遡ります
その永い歴史の中で磨かれてきた技術のバックボーンが
肥前吉田焼の最大の特徴であり、様式にとらわれない
自由なものづくりを可能にしています
その地に構える与山窯にて、これらの磁器はつくられました
安政年間この地に初代与介が窯を開き、
以来脈々とその技術を受け継ぎ発展させ現在に至っています
「深い伝統と技術」と「時代にあった良質でリベラルなものづくり」が同居した、
柔軟でモダンなスタイルが肥前吉田・与山窯の特徴です
五八PRODUCTS---通称『ごはち』は、二人のプロダクトデザイナーによって
2 0 1 1 年2 月に東京三鷹に生まれました
それぞれの活動を通じて触れた、産地や作り手の楽しい話や凄い技術、
そして彼らの作る素敵なものを もっともっと知ってもらいたい、
という思いからスタートした、企画・デザインのできる新しい形の問屋です
日本に残る伝統的工芸品や各地で根ざす技術
それらが、「特別なモノ」としてではなく、
現代のライフスタイルの「日常」に普通にとけ込めるような、
さりげないエッセンスの効いた日本の良いモノといっしょに、産地のコトも届けています
『五八』とは・・・
五八(ごはち)とは商い用語で「五×八=四十(しじゅう)」から、
しじゅう来る客、つまり常連のお客様のことを指します
地に根付いた伝統的な技術や商品たちが
普段の生活の中で “しじゅう” 使っていただけると嬉しい
そんな気持ちを込めて『五八』と名づけられました